沼田市といえば 「真田の郷」
沼田市の有名なスポットと言えば、沼田城跡。
その歴史は古く、元文元年の1532年までさかのぼる。
真田信行が治めた城として有名な、沼田城ではあるが、実は築城したのは真田信行ではない。
真田信行以前に沼田市を治めていた、三浦系沼田氏12代の、万鬼斎顕泰(沼田顕泰)が、3年の歳月を掛け築城したことが歴史上に残っている。
当時は、蔵内城呼ばれ、沼田市街発祥の元となった。
元号が変わり、築城から48年後の、天正8年(1580年)に、武田勝頼配下の真田昌幸が城主となる。
後の天正18年(1590年)に、昌幸の長子・信行が沼田領2万7千石の領主となり、5代(90年間)に渡り沼田領を治めることになる。
有名な、5重5階の天守閣を築いたのも、この信行である。
沼田城近辺には、無数の城跡が残るのは皆さんご存知だと思う。
半径10キロ以内に13の城の他、多数の舘・砦跡が残る、歴史を感じられる地域である。
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